「わたしにはこういう服は似合いっこない」
「こんなキレイな色は似合わないだろうな」
と思ったことはありませんか？
あるいは、
今の職種とは別の、新しい分野のお仕事をしてみたいけれど、
「わたしにはできっこない」
と決めつけてしまったことはありませんか？
わたしたちは１日に６万回の思考を行っていると言われています。
なんと、そのうちの約８０％がネガティブな思考と言われています。
約４万５０００回ですよ！
この数字を見ると、ちょっと驚きですよね＾＾；
ネガティブな考えを持つことは全てが悪いというわけではありません。
ネガティブな考えは失敗や危険から遠ざけ、自分を助けてくれる大切な信号です。
でも、問題なのは、その信号を受けたときに自己肯定感が低い場合です。
自己肯定感が低い状態でネガティブな思考を行うと、新しいことにチャレンジしようと思っても「どうせ失敗する」とか「わたしには無理」と直ぐに自分にブレーキをかけてしまい、後ろ向きの判断で行動が消極的になってしまいます。
この思考（自己肯定感が低い状態でのネガティブな思考）、実は多くの人は一度はやってしまっとことがあるのではないでしょうか？
わたしのところへ来てくださるお客さまのお話を伺っていても、この思考のために行動を起こせない、という方が多いように感じます。
自己肯定感とは
自己肯定感とは、自分を肯定・認める感覚のことです。
必要以上に過大評価することでも、自意識過剰となることでもありません。
自分の良いところや悪いところ、得意不得意の全てを受け入れられている状態です。
自己肯定は、幼少期の周りからの言動が影響していると言われています。
もちろん、それに限らず、大人になってからでも自分の身近な人からの言動も影響することもあるかと思います。
幼少期に誉められたことがない人は、
「自分には愛される資格がない」とか「ダメな人間なんだ」という思いが根底に根付いてしまいます。
お手伝いなどすれば愛される、など、無条件で愛される機会が少なかった人は、
「役に立たないと人に愛されない」「わがままを言ってはいけない」「自分のことは自分でしなくてはいけない」と、自己犠牲の上に自分の価値を見出してしまいます。
また、幼少期でも大人になってからでも、否定的な言葉を沢山言われていた経験のある人は、
「自分には価値がない」「自分はダメな人間で、良いところはない」と考えるようになってしまいます。
自己肯定感を高めるには
自己肯定感を高めるには、まずは自分自身を認識することが大切です。
あなたの特徴や個性となるところをしっかりと知ってください＾＾
客観的に自分自身を見つめ、知ることが大切です。
その時に、自分のここがダメなんだ、自分のここが嫌い、というように、悪いところ探しにならないようにしてくださいね。
良いとか悪いとか、素敵とか素敵じゃないとかは、自分の基準ではそう思う、というだけのこと。
だから、自分自身を知るときには、それは全く必要ありません＾＾
自分を客観視することって、案外難しいですよね。
Smiley-Smileyでは、あなたの特徴や個性、魅力をしっかりと伝えていきます。
自分自身を知りたい！という方にはおすすめですよ＾＾
自己肯定感を上げる方法
１．自分の長所・短所を書き出す
自分が思う自分の長所や短所を、思いつくだけ紙に書いてみましょう。
また、短所には、改善するにはどうしたらよいかも考えてみるとよいですよ。
２．人に親切にする
親切にすることで、オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが分泌されます。
このホルモンによって、わたしたちは幸福感を得ることができます。
また、幸せな気持ちになれるだけでなく、自分自身のことも好きになれます。
嬉しいホルモンですよね＾＾
３．成功体験を積む
大きな成功体験は必要ありません。
小さくてても出来るだけ多くの成功体験を積み重ねていきましょう。
例えば、「朝早起きができた」「服や小物などを素敵と褒められた」「仕事に役立つ本を一冊読んだ」など、何でもいいですよ＾＾
４．ポジティブな言葉を使う
例えば、人に褒められたときに「わたしなんて」と否定的な言葉ではなく、「嬉しい」とか「ありがとう」などポジティブな言葉で返せたら素敵ですね＾＾
５．自己肯定感の高い人と一緒にいる
自己肯定感の高い人と一緒に過ごすことで自然と言動や思考はその人と似てきます。
逆に、自己肯定感の低い人と一緒にいると、自分の考えや言動もネガティブになってしまいます。
あなたが前向きな明るい気持ちになる、そんな人と一緒にいてくださいね＾＾
自己肯定感は小さいころからの心の蓄積によって作られます。
そのため、直ぐに考え方が変わるのは難しいですが、一つ一つの積み重ねが必ず心の変化に繋がります＾＾
まずは、自分を見つめ直す、その一歩を踏み出してみてくださいね＾＾